台風2号、まだ5月なのにこんなにデカい台風が発生するんですね。
沖縄地方は勿論、台風によって発生が危ぶまれている線状降水帯による豪雨被害が無い事を祈ります。
ちなみに我が家、ハザードマップ上では直線距離300mの信濃川が決壊すると7m浸水するとなってます(笑)
完全に水没(笑)いや、笑い事では無いのですが。
住まい造りを始める際にとりあえず話を聞いてみよう。その先は
ハウスメーカー、パワービルダー、設計事務所、そして地場工務店と
住まい造りの入り口として、ファーストコンタクトを取る先(選択肢)は様々です。
あくまでもボクの考えだと言う前提ですが、、、
ハウスメーカーさんは膨大な研究開発費を掛け、(広告宣伝費が~なんて言い古されたことは言いません)
スケールメリットがあっても高額になりやすい(と思っている)
パワービルダーさんは完全なスケールメリットの世界。
そこで働く職人さんの金額を多業種にわたって聞いた事があるのですが、
よくそんな金額でやれるね?と、言いたくなるほど。
だからこそ、とにかく早く、休日も惜しんで現場を終わらせないと合ったモンじゃない。(と言ってます)
そこで働く職人さんのメリットはスケールがあるからこそ現場が次々と始まり、遊ばないこと。それのみ。(と言ってます)
設計事務所業界、最近はそう言った案件を目にすることも少なくはなってきましたが
コレ、確かに貴方のデザインなのだろうけれど、とても複雑な屋根形状、FLの設定とか、施工者目線で言ったら無理な納まりとか
どうせ何かあれば施工者のせいにするんでしょ?って物件、沢山ありました。昔は。
堂々と「実験」と言う言葉を使っていた人もいましたね。施主さんのお金で実験するなよ!と思ってました。
今は随分施工側の意向をくみ取ってくれるようになっていますし、特に住宅設計では突飛なデザインは少なくなりました。
では地場工務店。
殆どの工務店が設計施工だと思っています。そして地元を良く知る。
でもそれって施主さんからしたら大したメリットではない。他も同じだから。
そもそも、何を以て工務店なのか。
ボクは自社に大工が居ない会社は工務店じゃないでしょ?って思ってます。
基礎屋さん、電気屋さん、設備屋さん、そして大工さんと、全部下請けさんに流して現場管理だけをする。
これを工務店と呼ぶのなら(資金力の違いはあれど)ハウスメーカーと何が違うの?と思っています。
まあ、呼び方なんてどうでもいいんですけどね。
常に大工と一緒にココにはこの木、あそこにはこの木を使おうと話しをしながら選木している身からすると
木の事を誰よりも知ってる大工さんと木の家を「一緒に」造る楽しさ、間違いのなさは良く知っています。
木が好きでたまらないボクも、大工さんの木の見方に敵うとは思っていません。
彼等は木と対話します。ボクは木に問いかけるも、その返事を受け取れないでいます。(聞こえる域に達していません)
与えられた木を使う。のか
自ら選んで、なぜそれがいいのかを説明できる木を使う。のか。
もしかしたら自社大工が居る最大のメリットってそこかもしれません。
造っているのが「木の家」だから。
あ、前提として、今の職人さん(業種問わず)はどなたも真面目です。
見た目ヤンチャな感じの人もいますが、そういう人ほど真面目です。(例外有)