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もったいない
COLUMN
2023.10.12

新潟県長岡市、自社大工の居る工務店

稲垣建築事務所、稲垣です。

 

ボクは筋金入りの貧乏性です。

そこだけは親父譲りだと思っています。なんでもかんでももったいないと仕舞っておいて

結局最終的には何も使われることなく捨てると言う。。。。

 

「もったいない」は既に世界共通語として認知されているそうで

MOTAINAI として英語圏や中国語圏の方にも通じるようになって居るくらい

諸外国の言語では「もったいない」と同じような意味合いの言葉がそもそも無いのだそうです。

もったいない。うん。断捨離出来ない(捨てられない)ボクとしてはやっぱり全てがもったいないです。

現場でほんの数枚余ったり、梱包をほどいてみたら割れていたり、間違って取り寄せてしまったり、、、、

そんなフロア材が徐々に溜まっていきます。(ぶっちゃけ邪魔です)

でももったいないんです。捨てるには忍びない。

だからフロアとしてではなく、違うモノに加工しなおします。

割れを取り除いて切ったり、大きな節を取り除いたり、

厚さもバラバラ(12㎜~30㎜)のためフローリングの雄実も雌実も切り飛ばしたり

樹種も厚さもバッラバラな板材へと加工します。

こちらのお宅は天井に

コチラのお宅は壁に。

加工した「元フローリング材」を張っています。

ひと手間掛けて加工しなおして違うモノに生まれ変わらせる。

それが出来るのもムクでホンモノだからだと思っています。

せっかく何十年何百年と地球上で大きく育った木を無駄にすることが無いように使い切ります。

こう言った加工が出来るのも“自社大工が居る工務店”だから難なく出来る事だと思っています。

 

本当にもう使うところが無くった材料は薪としてご希望の方にお譲りしています。