お知らせと社長コラム

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2023.10.20

新潟県長岡市、自社大工の居る工務店、稲垣建築事務所の稲垣です。

先日から報道をにぎわせている

藤井聡太八冠。あの若さで凄い!!!。。。。って事はなんとなくわかるのですが

そもそも将棋はコマの動かし方を知っていて、

でも一番遊んだのは「将棋崩し」駒を山にして一個ずつ音を鳴らさないように引き抜くアレですね。

まあ、なんにせよ勝ち率1%から大逆転するんですから、頭の中見てみたいです。

ちょっと気になって将棋の盤の木を調べてみました。

榧とか、栢と書くのですが読み方は「かや」。日本の木です。

把手もいい匂いがします。

盤の厚さによって値段も様々で、厚さ5寸(15cm)より厚いもので30万円以下の物はなかなか無さそうです。

興味のない人にはとてつもなく高く、欲しい人からしたらそれが100万単位でもいいものが欲しくなる世界なのでしょうね。

先日NHKだったかな?TVで盤の造り方放送してましたけど

将棋盤の黒い線、あれ日本刀で書いてるんですよ。一発でアノ線書けるようになるには長い修業が必要なんだと思います。

 

さて、

ボクも一度だけカヤを建築材料として使ったことがあります。

キッチンから見える八角形の梁。これ、カヤです。やや黄色っぽい白でしょうか。

ウチのベテラン大工が丸太の状態から八角形にしました。殆ど手道具だけで。

カヤの実は食用油も取れて昔から比較的身近な材木だったのですが、昨今はあまり見かけません。

もう弊社にカヤはありませんが、八角柱や八角梁を作れそうな大きな材はまだ沢山あります。

近いうちにお披露目します。