新潟県長岡市、自社大工の居る工務店 稲垣建築事務所の稲垣です。
タイトルにある通り持病の話を。(こんなところに書いても良いのでしょうか?)
今日は特に右手が変なのでしたためます。
コロナが始まった年のゴールデンウィーク。
コロナの得体の知れなさ、感染の恐怖、等々ありました。当然家から出ず。
その時、ボクは冗談ではなく、「こんなに痛いならいっそ右腕を切り落としたい」
と、本気で思う位の痛みに襲われていました。
右二の腕を万力で締め上げられているような激しい痛み。
加えて右肩甲骨から背中に至る激しい痛み。とめどない脂汗。
市販薬の痛み止めなんて微塵も効かず、
休日対応の総合病院に駆け込んで様々な検査をしていただいても「異常なし」
そんなバカな。
座薬をいれますと言われ、オッサンが座薬を入れてもらう恥ずかしさなんて
とうに吹っ飛んでいたのですぐに入れてもらいましたが
痛みが多少引いてくれるのはせいぜい30分。それ以降はまた、
もんどり打つ?のたうち回る?とにかく居ても立ってもいられない激しい痛みでした。
いくつかの病院、開業医の先生に診ていただきました。
そんな中、奇跡的なタイミングで診ていただいた先生から言われたのは
詳しい検査が必要だけれどほぼ間違いないね。と告げられた病名は
「頸椎後縦靭帯骨化症」(けいついこうじゅうじんたいこつかしょう)と言う初めて聞く病名。
難病指定されている病気でした。
場所が場所だけに手術は勧めないとおっしゃり、
だましだまし付き合ってきましたが、
最近になって、右手にまったく力が入らなくなってきて
何が困るって、とにかく字が書けない。
元々綺麗な文字など書ける人間ではないのですが
どちらかと言うと図面文字、カクカクと四角い文字でした。
今は自分がついさっき書いた文字が判別不能。。。人前で文字を書くのがとにかく苦痛です。
この病気、男女比だと2:1くらいで男性の方が多く
50台以上の発症確立が高いそうです。
原因もハッキリとはわからないらしいです(だからこその難病指定なんでしょうけれど)
マウスは動かせるしキーボードも叩けるので仕事は出来てます。
今でもあのGW期間中ずっと襲われていた痛みを思い出すと恐ろしくなります。
皆様もご注意を。(何に注意すればいいのかすらわからないのですが)
年寄りの病気自慢じゃないですよ!