新潟県長岡市、講師は辞めたのにバタバタした師走な稲垣建築事務所、稲垣です。
ウッドショックが一段落してからの所謂、資材ショック。
円がこれだけ安ければほぼ全てのモノの原料を持たない日本としては全てのモノが高くなって当たり前。。。。。
なのですが、もういい加減に勘弁してもらいたいですよね。
一時期、安くは無いケド高くもない。と言う理由で多用していたオーク。
世界的なウイスキー樽材料(樽の材料はオーク)が枯渇していて
建築材料よりも高価に取引される酒造メーカーに買われてしまっている。
と言う話もあながちウソでは無いようです。
世界中からオークがなくなり、樽の材料がなくなり、
国産のミズナラまで樽の材料としてかき集められているのだとか。
ミズナラで醸造したウイスキーは少しクセがあるようですね。
(ウイスキーの匂いだけで酔っぱらうボクには関係のない話ですが)
この先、例えば5年後とか10年後、オークの“無垢の”フローリングが存在しているのか?
存在していたとしてどの程度の価格に落ち着いているのか?全くわかりません。
もしかしたら浮世離れした価格になっているのかもしれませんね。
↓こう言った節のあるグレードを多くのメーカーさんは「ラスティック」グレードと呼んでいます。
ラスティックと言うのは素朴とか素直とか言う意味合いだそうで
オークの床の場合は節が出ている方がオークっぽいのかもしれません。
↓節の無いグレードはメーカーさんによって呼び方が統一されていませんが
やはり節が無い方がカジュアルさが消えてより上品な印象になりますね。
ボクはどちらも好きです。
木に節はあって当たり前。
ですが、目指すお住まいのイメージを壊さないことが肝要かと思います。
画像はたまぁにお世話になっているプレイリーホームズさんから無断借用いたしました🙇