韓国映画、ドラマはウォン・ビン主演の「アジョシ」と言う映画以来見ていなくて
両国間のメンドクサイ問題も相まって、韓流にははまらないと公言していました。
でも、マ・ドンソクさんと言う男優さん主演の映画が面白い。
圧倒的に強いのです。面倒なストーリー展開も無く、(失礼)
ただただ強いドンソクさんに爽快な気分にしてもらっている
新潟県長岡市、自社大工の居る工務店、稲垣建築事務所の稲垣です。
韓国映画では「THE WITCH」ってヤツも好きです。(ただただ強い系)
ついでに「新感染」って言うゾンビ映画もお勧めです(ドンソクさんも出演されてます)
さて今日は下手したら1か月以上雪と触れ続けるかもしれない過酷さを強いられる
雪国の外壁は何がいい?と言う話題です。
メンテナンスフリーなんて夢みたいな外壁材はあり得ないと言う前提でお話を始めます。
住宅外壁で最もポピュラーなのは窯業系サイディングと言う材料。
タイル調や石目調に加工されたよく見る外壁です。
他には金属系サイディング、金属スパンドレル、タイル、木、塗り壁ですかね。
メンテナンスフリーがあり得なくても、メンテナンス周期は出来るだけ長スパンの方がいい。
と考えると、弊社的には金属サイディング、又は金属スパンドレルを推しています。
いわゆるガルバリウム鋼板外壁です。
ただ、この外壁も気を付けて設計しないと汚れや錆が気になり始めます。
ちょっと話は飛びますが
Youtubeで屋根の軒ゼロ納めは止めなさいみたいな動画ありますけど
ある意味賛成、ある意味大反対です。
と言うのもガルバリウム鋼板系外壁は雨が当たらないところから傷んできます。
御同業でもこの事実をご存知ない方は居られますが
外壁には色んなものが付着します。その中には大陸から飛んでくるわけのわからんモノも含まれます。
それらが外壁に付着します。どの外壁材とて同じことです。
ガルバリウム鋼板系の外壁はその汚れを雨で洗い流せない軒下等が先に痛んでくるのです。
弊社が軒ゼロ納まりを多用するのは、軒ゼロが先にあるのではなく
メンテナンス周期の長いガルバ系外壁をお勧めしたいのがスタートで
雨で洗い流せない部分は出来るだけ作らない⇒軒ゼロ納まり。なので順番が逆なのです。
お勧めはガルバ系なのですが他を認めていない訳ではなく
それぞれ一長一短あるわけですし、使用場所を考えて選択すればいいと思っています。
ボクは建築会社はそれぞれの主義主張があって当然だと思うし
どんな材料を選択するのかも違っていて当然だと思っていますが
巷で実しやかに流れる話でも誤った情報は存在していると思っています。
例えばタイルの外壁。タイルそのものは非常に長持ちすると思います。
しかしお金を掛けてタイルを張ったとしても、その下地が痛みます。
下地が傷んでしまえば結局張替えしか選択肢がなくなるので
イニシャルコストが高額な分、張替えコストも高額になります。
メンテナンスフリー
なんてあり得ないと言う事を頭において
メンテナンス周期を出来るだけ長くし、メンテナンスコストを抑える事が肝要です。
今回はガルバ外壁のお話でしたが
次回は木の外壁と塗り壁についてボクなりの考えをお伝えしたいと思います。