お知らせと社長コラム

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造り手の責任
COLUMN
2024.05.08

連休も休んだような休んでいないような、、、

そんな中でも少しだけお孫ちゃんと出掛ける時間があり

(ちょっとビックリしたのですが)

会うなりボクの手を取り、手を繋いで歩くのです。

言うまでもなく感涙、人知れず唇を震わせていた

新潟県長岡市、自社大工の居る工務店、稲垣建築事務所の稲垣です。

いやぁ、ホントに孫ってかわいい💛

 

今年の初め、某設備機器メーカーさんの本社から開発の方、デザイナーの方、お偉いさん、が

弊社にいらして要望?希望?これからの展開?をお話しさせていただく機会がありました。

平たく言えば、好き勝手にこういうキッチンが欲しい。とか。

でも高いのはダメヨ(笑)。とか。

システムバスなんて各社とも手詰まり感があるように思います。新商品のネタがない。

メーカーの方ですらよく見ないと自社商品か他社商品かわからない事があるとおっしゃっていました。

 

その時にも似たような話をしたのですが

昨今人気のあるキッチンは確かにカッコいいんです。

今流行りの『カタマリ感』とでも言うのでしょうか?見せ方がとても上手い。

流行りのキッチンはエッジが効いています。

ただ、既存のメーカーさんではココまでエッジを効かせる事に二の足を踏むだろうなと思います。

5年後10年後、そしてお子さんがいらっしゃるご家庭の事を考え始めると

あまりにもエッジの効いたモノは提案しにくいのは容易に想像できます。

 

見せ方は上手くても

引出しの中身とか、色んなところの角を見ると、これでいいのか?と思ってしまいます。

あまり長々と書いているとメーカーが絞られてきそうなので止めておきます

つまり、最近売れているのはビジュアルだけで、細部は関係ない。って事かと。

これってキッチンだけに限らず住まい造り全体にも言える事かもしれません。

 

 

と、上手い見せ方が出来ないひがみでした。