社長コラム

COLUMN

国産広葉樹造作材
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2025.08.10

工事をお願いしているある業種の業者さんから電話をもらうと、

現場まで来いと頼まれごとをした際に「現場まで出動して」と頼まれるのですが

出動なんて言われると「MER了解」

と言いそうになってしまっています。

リアルタイムでは見ていなかったのに今になって東京MERにドはまりしてしている

稲垣建築事務所、稲垣です。

ありえないドラマの話で、ご都合主義のキレイごとだらけのドラマですが、

やっぱり人を助ける仕事には幼少期からずっと憧れています。(詳しくはHPの“自分史”をお読みください)

(お盆休み中に公開中の“南海ミッション”を5回見たのは内緒です)

 

さて、コロナ禍のウッドショックからずっと北米材の広葉樹(アッシュ、ブラックウォールナット、ブラックチェリー等)

が高値安定、、、どころかジリジリと値上がりし続けています。

我が社にあった広葉樹、タモ(ロシア材)、アッシュ、オーク、(北米材)も無くなりそうです。

広葉樹以上に爆上がりした北米針葉樹、ピーラー、米ツガはまだ少々余力があります。

高いお金出せばいくらでもあるんですけどね。数年前の価格を知っている者からすると躊躇ってしまう金額です。

レギュラーの造作材は国産針葉樹(杉、桧)にするしかないのかな?と思い始めていますが

杉、桧を使うとするなら柾目だよなぁ、、と思うものの柾目は高いから北米材と大差ないやん。となってしまいます。

金沢のドラえもん材木屋さん(ボクが勝手にそう呼んでいいる)から少し前に

スポット的に案内された国産カバのスポルテッド材。

(↑表面はホコリやらなんやらで汚れていますがひと削りすればとてつもなく綺麗です)。

引き上げてきました。量が70枚程度なのであっという間に無くなりますが

コレは使えるのでは?と思っています。

お盆休み中に少し削ってみようかと思います。

 

スポルテッド材なので唯一無二の造作材になります。