新潟県長岡市、自社大工の居る工務店
稲垣建築事務所、稲垣です。
3連休最終日、お客様から「ちょっと珍しい木で座卓作って」とご依頼を受け、その材料を見ていただきました。
(弊社には色々な樹種の在庫があります)
そんな中、かなりレアな材料。
どうです?
これ栃(とち)と言う国産広葉樹の瘤(こぶ)の部分です。
なぜ瘤が発生するかと言いますと
木に菌が入り込み木の持つ抗体が菌と戦った証。人間で言うとカサブタみたいなものなんだそうです。
実はボク自身がトライポフォビア(集合体恐怖症)なのではないかと思っていて、
カエルの卵みたいに小さいものがブワッと、ボワッと集まってる絵ずらが苦手です。
でもかなりレアな板であることは間違いないので、お勧めしたらお客様も集合体恐怖症でした(笑)
結局、樹種としてはあまりレアではないけれど、座卓としてはレアかもしれない
銀杏(いちょう)で作らせていただくこととなりました。
座卓としてはでっかいので
少し短くして、残りはまな板に加工します。
銀杏のまな板は最高級品です。
テーブルのみ、
一枚板のみ、
なんなら柱1本でも
お手伝いできることがあれば
お声がけください。
なんでもあります(笑)