お知らせと社長コラム

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木の見立て
COLUMN
2023.10.13

新潟県長岡市、自社大工のいる工務店

稲垣建築事務所の稲垣です。

 

お客様のお宅に無垢のカウンター材やテーブルをご提案する際、

基本的に樹種はお任せいただいています。(勿論、色合いや全体的なイメージは大切に)

何故かと言いますと、仕上げられる前の板材をご覧になってもイメージが出来ないから。

例えば、この仕上げ前の粗木状態のゼブラ

なんだかモヤっとしていて決して美しくもカッコよくも見えないと思いますが、、、

ちゃんと仕上げて住まいの中に入ると同じ木がこんな感じで納まります。

先程の板がこんなカンジに。

左側の下から吹抜を貫通して2階の天井まで伸びる長ぁ~いゼブラ。

今となっては貴重な木なので、どうでしょう?1枚30万円は下らないかもしれませんね。

 

木の見立ては難しいけれど楽しい時間でもあります。

 

木をデザインする。

と言い続けて早25年?くらい。

ようやく木の見立ても一人前に近づけている気がしています。